24日、舞台『球詠』の公開ゲネプロおよび囲み取材が都内で開催され、ラストアイドルの大森莉緒、長月翠、小澤愛実、間島和奏、岡村茉奈が出席した。
本作は、マウンテンプクイチによる人気漫画を舞台化した作品。女子野球がメジャーなスポーツとして認知されているという設定の現代日本を舞台に、埼玉県越谷市の高校から、全国高校野球大会への出場を目指す少女たちの青春を描いた物語。
本番直前に行われたゲネプロを終えたメンバーたち。魔球を操るエース武田詠深を演じた大森は「ラストアイドルのメンバーだけで行う舞台なので、気合が入っています」と語ると、詠深とバッテリーを組むキャッチャー・山崎珠姫に扮する長月も「ラストアイドルだけの舞台なので、最後まで妥協せず、成長していく姿をお見せしたいです」と意気込みを語る。
今回が初舞台となる左利きの強打者・中村希を演じる小澤は「ラストアイドルだけの舞台は初で、私自身も初めての舞台なので、千秋楽までしっかりと駆け抜けたい」と強い視線で語ると、チームのキャプテン岡田怜役の間島は「約1か月間、野球とお芝居の稽古をしっかりしてきたので、成果を見せたい」と抱負を述べる。
またデータ分析に長けたマネージャー・川口芳乃役の岡村は「野球のシーンが多く、とてもスピーディーに動くので、最後まで怪我なく頑張りたいです」と語っていた。
ほぼ野球の経験がないというメンバーたち。稽古では女子プロ野球選手たちからしっかりと指導を受けたという。大森は「最初はグローブのつけかたや、バットの構え方すら分からなかったのですが、プロの方にめちゃめちゃ教えていただき、なんとか形になったと思います」と自信をのぞかせると、野球が大好きだという岡村は「福岡ソフトバンクホークスの松田選手の仕草なども入れているので、楽しんで欲しいです」と見どころを述べていた。
7月末でラストアイドルからの卒業を発表している長月は、以前の会見で「芸能界を離れるのが一番近い選択肢かも」と話していたが、本舞台を経験したことで「お芝居の楽しさに気づいてしまいました。
今後も舞台をやっていければ」と新たな夢が見つかったもよう。ラストアイドルについても長月は「みんなで、もっと舞台をやって欲しいと思ったので『球詠』が今後の土台になればという気持ちで、最後まで頑張ります」と決意を新たにしていた。
いよいよ本日から本番を迎える。大森は「ラストアイドルだけで作り上げた舞台。関係者ほか、多くの方に支えられて成長できたと思いますので、千秋楽まで怪我なく、走り抜けたいです」と気合を入れていた。
